妊娠中にフェイシャルエステは受けられる?施術内容や注意点を解説
目次
この記事では、妊娠中に受けられるフェイシャルエステの種類や受けられないエステの種類などを詳しく解説します。
「きれいでいたい」といった願望は、多くの人が持っているものです。しかし、妊娠中のような普段と異なる状況では、美肌を保つ手段であるフェイシャルエステを受けてもよいのか、迷ってしまう人は少なくありません。
妊娠中のフェイシャルエステを検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
【この記事でわかること】
● 妊娠中にフェイシャルエステは受けられる?
● 妊娠中に受けられるフェイシャルエステの種類
● 妊娠中に受けられないエステの種類
● 妊娠中にフェイシャルエステを受ける際の注意点
● 妊娠中におけるフェイシャルエステサロンの選び方
妊娠中にフェイシャルエステは受けられる?
結論からいうと、妊娠中でもフェイシャルエステの施術は受けられます。
痩身などの全身をケアする施術では、うつ伏せの姿勢をとるケースが多いため、母体にかかる負担が大きくなります。一方で、フェイシャルエステは仰向けの姿勢で施術を受けるケースが多いため、お腹を圧迫する心配が滅多にありません。
ただし、母体や胎児の健康に配慮し施術内容が限られる点に注意してください。
基本的に、美容マシンやアロマを使った施術は受けられません。できるだけ体調に変化が生じないように、施術を受ける時期や施術当日のコンディションに配慮しましょう。
妊娠中に受けられるフェイシャルエステの種類
妊娠中に受けられるフェイシャルエステの種類は限られているため、どのような施術を利用できるのかを把握しておきましょう。
- 毛穴洗浄
- パック
- フェイシャルトリートメント
- フェイシャルマッサージ
妊娠中に受けられる上記4つの施術を詳しく解説します。
毛穴洗浄
「セルフケアでは、毛穴の汚れや黒ずみがなかなかきれいにならない」と悩んでいる人は少なくありません。毛穴の汚れや黒ずみが目立つ原因は、毛穴に詰まった角栓の酸化です。
サロンの毛穴洗浄を利用すれば、毛穴の奥深くの汚れや黒ずみにしっかりアプローチし、きれいな仕上がりを目指せます。
スチームを当てながら毛穴汚れをケアするジェルを顔全体に塗布し、滑らかな肌に近づける点が魅力です。マシンを使わないため、身体への負担が少ないといえます。
パック
美容成分が含まれているサロン専用パックを使用すると、滑らかな肌や若々しくツヤのある肌に近づけるでしょう。
サロンによっては敏感肌の人向けに低刺激なパックを取り扱っているので、妊娠中で肌が荒れやすい人に適しています。
肌が荒れやすく施術が心配な人は、低刺激なパックを取り扱っているかどうか、サロンに問い合わせてみましょう。
フェイシャルトリートメント
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や心身のストレスで肌のコンディションが乱れてしまいがちです。
美しい肌をキープする方法として、フェイシャルトリートメントの利用がおすすめです。クレンジング剤で毛穴の汚れをケアしたあと、ハンドトリートメントを行いパックや美容液などで肌に潤いを与えます。
フェイシャルトリートメントの施術内容は幅広いため、美白や肌質改善、保湿など、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。
※参考:トリートメントとは?マッサージの用語集│EPARK リラク&エステ
フェイシャルマッサージ
オールハンドトリートメントのフェイシャルエステであれば、美容マシンを使わないため妊娠中でも安心して利用できます。
ハンドテクニックを丁寧に使い分けて血流の滞りや老廃物にアプローチし、ツヤのある肌を目指せます。
フェイスラインをすっきりさせる効果を期待できるため、妊娠中に顔のむくみが気になる人に適しているでしょう。
ただし、強い力を加えるハンドテクニックは母体に負担がかかるため、エステティシャンに伝えて避けてもらう必要があります。
妊娠中に受けられないエステの種類
妊娠中は、母体や胎児の健康面に配慮して施術を受けられないエステがいくつかあります。
- 超音波マシンを使用するエステ
- イオン導入マシンを使用するエステ
- 過度にアロマを使用するエステ
- レーザー脱毛
妊娠中に受けられないエステの例として、上記4つのエステを詳しく解説します。
超音波マシンを使用するエステ
超音波マシンは、超音波で脂肪細胞にアプローチしてフェイスラインをすっきりさせるマシンです。細かい振動を与え、代謝アップやむくみ改善を目指します。
しかし、超音波マシンは胎児に影響を及ぼすおそれがあり、妊娠中は使用できません。
イオン導入マシンを使用するエステ
イオン導入マシンは、ビタミンCやプラセンタなどの分子が小さい成分を肌の奥まで届けるマシンです。
美容液を顔全体に馴染ませたあと、微弱な電流を流してイオンバランスを変化させます。
超音波マシン同様、胎児に影響を及ぼすおそれがあるため妊娠中は使用できません。
過度にアロマを使用するエステ
アロマの香りにはリラクゼーション効果を期待でき、妊娠中の不快感やイライラを鎮めるのを助けてくれます。
しかし、一部のアロマには子宮の収縮を促す作用があるといわれているので注意が必要です。
子宮に影響するアロマとして代表的なものは、”ジャスミン”や”クラリセージ”、”レモングラス”などです。流産や早産に直結する原因ではないものの、妊娠中は避けたほうがよいでしょう。
また、妊娠中の女性は嗅覚が敏感になりやすいため、妊娠前は好きだった香りでも気分が悪くなる場合があります。
フェイシャルエステを利用する際は、体調に影響するアロマを使用していないか確認し、施術中の体調の変化にも気を配りましょう。
レーザー脱毛
妊娠中は、ホルモンバランスの変化で体毛が濃くなりやすいため、レーザー脱毛の施術を検討している人も少なくありません。
サロンで導入しているレーザー脱毛では、ムダ毛が生え替わる周期(毛周期)に合わせて定期的に施術を受ける必要があります。
しかし、妊娠中はホルモンバランスが変化するため、ムダ毛が生え替わる周期が不安定になり十分な効果を期待できません。
レーザーそのものによる胎児への影響はないとされているものの、妊娠中の施術を断られるケースが少なくありません。
妊娠中にフェイシャルエステを受ける際の注意点
妊娠中に安心してフェイシャルエステを受けるためには、いくつかの注意点があります。
- かかりつけの産婦人科に相談する
- 施術中は我慢しない
- エステを受ける時期を見極める
上記3つの注意点を詳しく解説するので、チェックしてみましょう。
かかりつけの産婦人科に相談する
妊娠中にフェイシャルエステを受ける場合、事前にかかりつけの産婦人科に相談することが大切です。安易に「大丈夫だ」と思い込み、自己判断で施術を受けるのは避けてください。
かかりつけの産婦人科医に施術したい内容を伝え、施術を受けても問題はないかを確認しておけば、不安を少なくして施術を受けられます。
また、かかりつけの産婦人科に相談するだけでなく、施術を受けるサロンにも妊娠していることや妊娠週数を説明しましょう。
妊婦の受け入れ体制が整っているサロンであれば、体調面に配慮したコースを提案してもらえる可能性もあります。また、施術当日は体調が悪くなる場合があるので、念のため母子手帳を持参すると良いでしょう。
施術中は我慢しない
施術中に体調が変化した場合、我慢せずにエステティシャンに伝えてください。
安定期に入っていても、長時間同じ姿勢でいることや慣れない空間への緊張感などで、気分が悪くなってしまう人は少なくありません。
体調不良を申し出れば、空調の調整や休憩時間を挟みながらの施術、別日への振り替えといった対応をしてもらえるでしょう。
妊娠中の女性の身体は非常にデリケートであるため、施術当日の体調がよくない場合があります。当日のキャンセル料はサロンによって異なるので、事前に確認することをおすすめします。
エステを受ける時期を見極める
妊娠初期はお腹が目立ちにくい時期ですが、胎児や胎盤の発達が未熟です。
フェイシャルエステの刺激が母体や胎児の健康状態に影響するおそれがあるので、妊娠初期の施術は避けたほうがよいでしょう。
妊娠中にフェイシャルエステを受けるのであれば、つわりによる吐き気やだるさなどの症状が落ち着く妊娠中期をおすすめします。
多くのサロンでは、妊娠16~35週頃を施術できる期間に設定しています。
また、妊娠後期は出産に向け身体にさまざまな変化が生じるため、むくみが気になる人は少なくありません。
フェイシャルエステでむくみをすっきりさせることで、妊娠生活を快適に過ごせるだけでなく、思うように身体が動かないストレスの解消にも役立ちます。
ただし、妊娠中期・後期は比較的体調が安定する時期ではあるものの、妊娠前よりもデリケートな状態であることに変わりはありません。
体調がよくない日の施術はキャンセルして、しっかり身体を休めることが大切です。
妊娠中におけるフェイシャルエステサロンの選び方
妊娠中におけるフェイシャルエステサロンの選び方は以下の2つです。
- マタニティ専用のプランがあるエステ
- 具体的な相談に乗ってくれるエステ
それぞれ解説するのでサロン選びで悩んでいる人は参考にしてください。
マタニティ専用のプランがあるエステ
妊婦の受け入れ体制が整っていないサロンでは、母体や胎児の健康が優先されるため、施術を断られてしまうケースが珍しくありません。
妊娠中にフェイシャルエステの施術を受けたいなら、マタニティ専用のプランを設けているサロンがおすすめです。
最近では、授かり婚の増加でマタニティ専用プランを設けているブライダルエステもあります。
マタニティ専用プランなら、施術中に体調の変化が起こりやすい妊婦向けのサービスが充実しています。
仰向けなど、長時間同じ姿勢でいることが辛い人には、座ったままの施術や抱き枕が用意されている場合があります。
リラックスして過ごせるので、施術後の満足度にもつながります。
具体的な相談に乗ってくれるエステ
妊娠中は、ホルモンバランスやストレス、生活習慣の変化などで肌荒れやむくみなどのマイナートラブルが起こりやすくなります。
フェイシャルエステの施術でストレスや疲労を解消したいと考える人は少なくありません。
抱えている悩みや希望する施術内容などの具体的な相談に乗ってくれるサロンであれば、悩みを解消しながら施術を任せられるでしょう。
特に、マタニティ専用プランを設けているサロンでは、妊婦向けのコースやサービスが充実しており、安全面にも配慮してもらえます。
妊娠中のフェイシャルエステは独断で通わないことが重要
妊娠中もフェイシャルエステの施術を受けられます。しかし、受けられる施術とそうでない施術を事前に把握しておくことが大切です。
また、自己判断で施術を受けるのではなく、あらかじめ産婦人科医やサロンに、施術を受けても問題はないかを相談しておきましょう。
マタニティ専用プランがあるエステや具体的な相談に乗ってくれるエステであれば、悩みを取り除きながら施術を任せられます。
Doctor.Hのフェイシャルケアは、マシンを利用するため妊娠中の施術は受けられませんが、肌やフェイシャルケアに関する相談は受け付けています。
無針水光ジェットを使用した安全な施術で肌の奥まで美容液を浸透させるため、出産後に受けるフェイシャルケアとしておすすめです。
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当社の代表は、かねてより医療・介護事業に従事しており、特許技術を保有している医療関係者や各分野の専門家とのお取組みがございました。その中で、現代人の多くが抱える肌や頭皮のお悩みをエステの力で解決したいという一心で開業に至りました。
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