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コラム

COLUMN

毛穴のたるみの原因は?改善・予防するための生活習慣やケア方法を解説

2023.12.29
美肌

この記事では、毛穴のたるみに悩む人へ向けて原因や対策などを解説します。

年齢を重ねるにつれて、肌の悩みは増えていきます。特に毛穴のたるみは相手に老けた印象を与える原因となっています。

毛穴のたるみが気になっている人は、この記事をぜひ最後までご覧ください。

【この記事でわかること】

● 毛穴のたるみが生じる主な原因4選

● 毛穴のたるみを改善・予防するための生活習慣

● 毛穴のたるみを改善・予防するためのケア方法

そもそも毛穴のたるみはどのような状態?

毛穴のたるみは、本来円形であるはずの毛穴が、肌の弾力やハリが失われることで楕円形に広がっている状態です。放置していると毛穴同士がつながりシワとなります。

これらは、肌の弾力やハリが失われやすい30代以降に多く見られます。

※参考1:たるみ毛穴を改善する方法と正しい予防方法 | 品川スキンクリニック

※参考2:「たるみ毛穴」「帯状毛穴」治療|銀座よしえクリニック

毛穴のたるみが生じる主な原因4選

ここでは、毛穴のたるみの原因を見ていきましょう。

  • 加齢によって肌のハリが低下している
  • 表情筋が衰えている
  • 皮脂が過剰に分泌されている
  • 紫外線によって肌の老化が進んでいる

上記4点について、それぞれ詳しく解説していきます。

加齢によって肌のハリが低下している

30代以降になると、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少します。特にコラーゲンは、40代でピーク時の半分になるといわれています。

肌の弾力を失うことで、毛穴も重力で下方へとたるみが生じます。

※参考1:​​【医師監修】たるみ毛穴の原因は?適切なスキンケアや改善方法を解説|健栄製薬

※参考2:乾燥肌を年齢別に解説!エイジングによる乾燥の特徴と対策|大正製薬

表情筋が衰えている

『表情筋』とは顔周辺の『表情』に関連する筋肉の総称です。顔には20〜30種類の表情筋があり、相互に作用して豊かな表情を作り出しています。

表情筋は、ほかの筋肉と同じで使わないと衰えます。「人と話す機会がない」や「スマートフォンを見てばかりいる」など、表情を変化させる機会が少ないと、表情筋が衰えてたるみやシワの原因となります。

※参考1:​​表情筋と口輪筋の関係|大阪府歯科衛生士会

※参考2:表情筋でキレイは上がる|表情筋研究所

皮脂が過剰に分泌されている

皮脂が過剰に分泌されることで、毛穴の詰まりを押し広げ、毛穴を目立ちやすくします。

皮脂量が多いと白い角栓が詰まって見えるので、スキンケアのときなどによく確認しておきましょう。

皮脂量の多さは、ニキビなどの肌トラブルにつながるリスクがあるので注意が必要です。

※参考1:​​たるみ毛穴の原因とは?改善のための正しいケア方法を解説|美肌Time

※参考2:たるみ毛穴を改善する方法と正しい予防方法|品川スキンケアクリニック

紫外線によって肌の老化が進んでいる

紫外線は肌のハリに関わるエラスチンやコラーゲンにダメージを与えて皮膚の老化に影響を与えます。

長年の紫外線によりダメージが蓄積されることを『光老化』と呼び、毛穴のたるみの原因となります。

※参考1:紫外線による肌への影響と日焼け時のケア|持田ヘルスケア株式会社

※参考2:​​光老化は肌にどんな影響がある?紫外線対策の方法と健康的な肌作り|メディプラス乾燥予防研究所

毛穴のたるみを改善・予防するための生活習慣

ここからは、毛穴のたるみを予防するための生活習慣を見ていきましょう。

  • こまめな水分補給を心がける
  • 十分な睡眠を心がける
  • バランスの良い食事・栄養素を摂る

上記3点について解説します。

こまめな水分補給を心がける

水分不足による乾燥は、シワやたるみなどの要因です。防止のためには水分補給が重要です。

成人の1日の必要水分量は2.5Lといわれており、これらは主に食事や飲水で補給されます。

飲水で補給する水分量の目安は約1.2Lといわれており、1日を通してこまめな水分摂取が重要です。なお、この水分量は「1日の目安」であり、一気に摂取しても尿として排出されるため意味がありません。

※参考1:​​水分補給で乾燥肌をケアできる?うるおいアップに向けた対策|メディプラス

※参考2:健康のため水を飲もう講座|厚生労働省

十分な睡眠を心がける

睡眠不足は、肌の代謝(ターンオーバー)が乱れて肌トラブルを乱す原因となるため注意が必要です。

睡眠時は『成長ホルモン』と呼ばれる、皮膚の細胞分裂を促すホルモンの分泌が盛んになります。成長ホルモンの分泌が最も高まるのは、入眠後3〜4時間といわれています。

毛穴のたるみなどの肌トラブル防止のために、この時間を目安に十分な睡眠を取るように心がけましょう。

※参考1:睡眠|医療法人社団小白川至誠堂病院

※参考2:​​究極のアンチエイジング 〜成長ホルモンについて〜|グラン治療院

バランスの良い食事・栄養素を摂る

毛穴のたるみ予防には、食事や栄養素にも注意しましょう。偏った食事は、皮脂の分泌を過剰にして毛穴詰まりや、それによるたるみにつながります。

整った栄養バランスは厚生労働省が打ち出している『食事バランスガイド』を参考にすると良いでしょう。

※出典:食事バランスガイド|厚生労働省

食事バランスガイドは、健康のために「なにをどれだけ食べたらよいか」を表す指標です。

食事のバランスをコマで表現し、主食や副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つに分割しています。また、軸を水分とし、紐を​​菓子・嗜好飲料で表しています。

食事バランスガイドで設定されている数値をなるべく意識し、コマがうまく回るようにバランスをとりながら食事を摂りましょう。

※参考:​​【毛穴ケア】毛穴のたるみ・開きができたときの対処法!|再春館製薬

毛穴のたるみを改善・予防するためのケア方法

ここでは、毛穴のたるみを防止するための具体的なケア方法を解説していきます。

  • 表情筋のエクササイズを実施する
  • 低刺激の洗顔料を使用する
  • 紫外線対策を徹底する
  • しっかりと保湿・乾燥対策する
  • ハリやリフトアップ効果のあるスキンケアアイテムを使用する
  • フェイシャルエステの施術を受ける

順番に見ていきましょう。

表情筋のエクササイズを実施する

表情筋は、顔の表情を作る筋肉の総称であり、使わないと衰えてたるみの原因となります。

表情筋のエクササイズは、たるみ予防のほか表情が豊かになったり、メンタルヘルスに良い影響を与えたりなどの効果があります。

具体的なエクササイズとして、『あいうべ体操』の方法を以下に記載しました。

  • あ:​​「あ~」と口を大きく開けて、1秒キープする
  • い:​​「い~」と思い切り横に口を広げて、1秒キープする
  • う:「う~」と唇をとがらせて、大きく前に突き出し、1秒キープする
  • べ:「べ~」と顎先に向かって伸ばすようなイメージで舌を出す

あいうべ体操とは、発音に関連して顔全体の筋肉を鍛えるエクササイズで、文字通り「あいうべ」の発音で体操します。

上記を10回1セットとして、1日3セット繰り返しましょう。

※参考1:​​口元の筋肉を鍛える「あいうべ体操」とは?|山手グリーン歯科医院

※参考2:​​表情筋を鍛えるとどうなるの?メリット&具体的なトレーニング方法|SANYOスタイルマガジン

低刺激の洗顔料を使用する

刺激が強い洗顔料や、洗浄力が強い洗顔料は必要な皮脂を洗い流して、肌トラブルの原因となります。特に肌が敏感な人は、刺激が弱い洗顔料を使いましょう。

また、洗顔料を使うときは手でゴシゴシ洗うと肌を傷つける原因になります。しっかりと泡立てて、コロコロと転がすように洗いましょう。

その後、熱いお湯は避けてぬるま湯でしっかり流します。

※参考1:【敏感肌向け】洗顔料の選び方と洗顔の5つのポイント|肌育研究所

※参考2:​​乾燥肌の洗顔方法と洗顔料の選び方|うるおいをキープするには?|メディプラス

紫外線対策を徹底する

紫外線はたるみやシミなどの原因となります。肌トラブルを避けるための対策は徹底しましょう。

  • 日中の外出を避ける
  • 日焼け止めを利用する
  • 日傘、帽子をかぶる
  • 衣服をストールで覆う

紫外線は1日の中で10〜14時が最も強くなるので、特にその時間帯は注意が必要です。

また、紫外線は5〜7月にピークになるといわれていますが、年間を通して予防するのがおすすめです。

※参考1:​​正しい紫外線対策のポイント!いつから始めるのが正解?|再春館製薬

※参考2:紫外線が強い季節は? 時間帯は?|花王

しっかりと保湿・乾燥対策する

肌の乾燥は皮膚のバリア機能を低下させて、毛穴のたるみ以外にもニキビやシミなどの原因となります。特に洗顔後は必要な皮脂が失われて乾燥しやすくなるので注意しましょう。

また、肌の乾燥を予防するためには、湿度などの環境も大切です。空気が乾燥していると水分が蒸発しやすく、保湿の効果も薄れてしまいます。

人が過ごしやすい湿度は40〜60%といわれています。加湿器や濡れタオルなどで環境を調整しましょう。

※参考1:肌の保湿方法の基本|スキンケアのポイントを押さえ、乾燥予防を|メディプラス

※参考2:冬に肌が乾燥しやすい理由とうるおい維持するための工夫|メディプラス

ハリやリフトアップ効果のあるスキンケアアイテムを使用する

リフトアップとは、加齢や肥満によるたるみに効果がある美容施術です。

リフトアップに効果がある化粧品を選ぶときのポイントは、コラーゲンやエラスチンなどの肌のハリに関わる成分を確認することです。

これらが配合されている化粧品を使うことで「肌のハリや弾力・保湿効果」に期待できます。その結果、リフトアップ効果が得られ毛穴のたるみ予防にもつながるでしょう。

※参考1:リフトアップに効果絶大な方法とは?顔のたるみの原因解消が重要|フェアクリニック

※参考2:リフトアップに効果のある化粧品、その実力とは?|東京美容外科

フェイシャルエステの施術を受ける

フェイシャルエステは顔を中心にシワ、シミ、たるみなどの肌トラブルを改善するための施術です。たるみを解消することから、毛穴のたるみにも一定の効果が期待できるでしょう。

Doctor.Hでは、高圧ジェットにより美容液を肌の奥までアプローチさせています。機械は針を使わないため、肌を傷つけず安心・安全に施術を受けられます。なお、カウンセリング自体は無料のため、気になる人はぜひ一度ご相談ください。

Doctor.Hのフェイシャルケアを受診する

毛穴のたるみに関するよくある質問

最後に、毛穴のたるみに関するよくある質問に回答します。

  • 毛穴のたるみと開きの違いは?
  • 毛穴のたるみに効果的な美容液成分は?
  • 頬・鼻などの部位別で毛穴のたるみの対策を変えるべき?

それぞれ見ていきましょう。

毛穴のたるみと開きの違いは?

毛穴の開きとは、皮脂の過剰分泌や紫外線、老化などにより皮脂腺が開き、毛穴が広がっている状態です。

毛穴のたるみは前述した通り、肌のたるみにより毛穴が楕円状にたるんでいる状態です。

毛穴のたるみの原因も加齢による肌の老化、紫外線などが挙げられます。

※参考1:​​【毛穴ケア】毛穴のたるみ・開きができたときの対処法!|再春館製薬

※参考2:毛穴の開きが気になる方へ!原因とスキンケア、治す方法をご紹介|品川スキンケアクリニック

毛穴のたるみに効果的な美容液成分は?

毛穴のたるみには保湿効果や肌代謝(ターンオーバー)を促す効果などがある美容成分を意識することが重要です。効果的な美容液成分は、主に以下の通りです。

セラミド 皮膚の細胞や水分をつなぎ、保湿作用がある
コラーゲン 皮膚を構成するタンパク質で、ハリや弾力に関わる
ヒアルロン酸 肌にうるおいを与える保湿効果がある
レチノール ビタミンAの一種でしわや改善に効果がある
EGF 肌代謝(ターンオーバー)を促進して肌の健康を保つ
天然保湿因子 肌の水分を抱え込みうるおいを保つ

※参考1:「セラミド」とは?肌の潤いに欠かせない潤い成分|大塚製薬

※参考2:ヒアルロン酸とは|ロート製薬

※参考3:​​レチノールとは?効果や副作用、2種類のスキンケアブランドについて解説|アイシークリニック

※参考4:​​【解説】EGFとは??働きからおすすめEGF化粧品までを徹底解説|​​株式会社デジサーチアンドアドバタイジング

※参考5:​​天然保湿因子 [natural moisturizing factor]|日本化粧品技術社会

上記などの美容液成分が含まれる化粧品を選択して、効率的にスキンケアを実施することが重要です。

頬・鼻などの部位別で毛穴のたるみの対策を変えるべき?

毛穴のたるみは、部位別ではなく状態や原因に合わせた対応が重要です。毛穴のたるみは、前述した通り紫外線や、乾燥、表情筋などの原因が考えられます。

対策として、上記に心当たりがある部分の改善が大切です。

毛穴の状態は、個人によって異なります。正しい対策を取るためには、専門の医療機関や、エステなどで自分の肌の状態を把握しましょう。

※参考1:たるみ毛穴の原因とは?改善のための正しいケア方法を解説|美容Time

※参考2:毛穴トラブルの種類と原因は?セルフケアや治療方法を解説|共立美容外科

毛穴のたるみの原因を理解して改善に努めよう

本記事では、以下について解説しました。

  • 毛穴のたるみが生じる主な原因
  • 毛穴のたるみを改善・予防するための生活習慣
  • 毛穴のたるみを改善・予防するためのケア方法

毛穴のたるみにはいくつかの原因があり、それに合わせた正しい対応が必要です。日常生活から改善できるポイントがあるので、本記事を参考にたるみを予防してください。

また、1人で対応するのが不安な人や自分の肌を正しく評価したい人は、専門の医療機関やエステを利用するのも良いでしょう。

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Doctor.H by Mico stellaは無針水光ジェットによる施術を行っており、肌を傷つけず安心して施術を受けていただけるサロンです。
当社の代表は、かねてより医療・介護事業に従事しており、特許技術を保有している医療関係者や各分野の専門家とのお取組みがございました。その中で、現代人の多くが抱える肌や頭皮のお悩みをエステの力で解決したいという一心で開業に至りました。
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